洗濯機用の蛇口(水栓)から水漏れがする修理
洗濯機は水や湯を使いますが、その水や湯は洗濯蛇口から供給されます。この洗濯蛇口は水漏れすることがあるのです!
洗濯水栓にはいくつかのタイプがあるのですが、当社ではどのような洗濯蛇口でも可能な限り修理対応しております。
このページでは洗濯蛇口のタイプ別に水漏れの原因解説と実際の水漏れ修理事例を載せています。
洗濯蛇口から水が漏れている場合は、ぜひ参考にしてください。
水しか出ない単水栓の水漏れ修理
下の画像は単水栓(たんすいせん)と呼ばれている水のみが出るタイプの水栓です。
ひねると水が出るタイプの洗濯用蛇口で、お湯が出ないタイプであればすべて単水栓と言ってよいでしょう。
単水栓の洗濯蛇口から水が漏れる原因は、いろいろ考えられますが多くはパーツの劣化です。設置してから年数が経過すると、単水栓に使用されているパーツが劣化して、水が漏れるのです。この場合は、劣化したパーツを新しいものに交換することで水漏れを修理することができます。
洗濯水栓が古くなっていて、新しいものに交換したいというお客さまもいるでしょう。はい、新しい水栓への交換も承ります! どのような水栓に交換をご希望かお伝えください。(適合性の関係でご希望に添えないことがございます)
お湯も出る混合水栓の水漏れ修理
洗濯蛇口のうち、水のみが出るタイプを単水栓と呼ぶことを記載しましたが、お湯が出るタイプもあります。このような水栓を混合水栓と呼びます。混合水栓の一例を画像で紹介いたします。
上の画像であれば、向かって左のハンドルをひねることでお湯が、右のハンドルをひねることで水が出ます。
洗濯にお湯なんて必要ないのでは…と思う方もいるでしょう。しかし、お湯で洗濯するメリットもあるのです。
主なメリットは次のとおり。
- 皮脂汚れが落ちやすい
- 洗剤が溶けやすい
- ニオイの発生を抑制できる
一般的に50度ぐらいのお湯で洗うとよいとされています。雑菌は高温に弱いため、お湯で洗うと除菌されることもあり、部屋干しなどで生じるニオイも発生しにくくなるのです。洗剤も溶けやすいので、洗浄力を最大限に発揮できるでしょう。
このようなメリットがあることから、風呂場の水栓のように洗濯機置き場にもお湯が出る混合水栓もあるのです。
混合水栓から水が漏れるときは、まず原因を調べます。ハンドルに使用されているパーツの劣化や、湯と水の切り替えバルブの劣化など原因は複数あるので、その原因に合った修理をします。パーツの交換だけで済むこともあります。
また、普段あまりお湯で洗濯をしていない方で、新しい蛇口に交換をご希望の方には、湯側のパイプをふさいで、水のみが出る単水栓への交換もいたします。もちろん、同タイプの混合水栓への交換もしております。お声がけください。
壁に埋め込んであるSANEIやTBC埋め込み水栓の水漏れ修理
単水栓、混合水栓を記載しましたが、水栓が壁に埋め込まれたタイプの水栓もあります。
多くはSANEI、またはTBCと書いてあるもので、次の画像を参照ください。
壁と一体化していて、デザイン性も高いですよね。生活感をあまり感じさせない洗濯蛇口と言えます。このタイプの水漏れは、次の2パターンが多いです。
- 壁とパネルの隙間から水が漏れるタイプ
- 洗濯ホースの接続部から水漏れするタイプ
壁とパネルの隙間からの水漏れの場合は、壁紙が濡れてシミになることもあるため、早期の修理をおすすめします。壁とパネルの隙間からの水漏れは、壁内部に埋め込まれているパーツの劣化が考えられるため、劣化したパーツを交換して修理いたします。
洗濯ホースの接続部からの水漏れは、ホースの付け根部分のパーツ(ノズル部)が劣化している可能性が高いです。
このように水漏れの修理では、パーツ交換だけで修理ができることがあります。パーツ交換というと、かんたんそうに聞こえるかもしれませんが、「どのパーツの劣化が原因で水漏れしているのか」を正しく把握する必要があります。Aというパーツが劣化して水漏れしているにもかかわらず、Bというパーツだけを交換していては水漏れはなおらないのです。正確に点検をして、適切な修理をする必要があります。また、パーツにも適合性があるため、合わないパーツを取り付けても直りません。適合性も理解している必要があると言えます。
当社は洗濯蛇口の水漏れ修理の実績が豊富な業者です。どうぞお気軽にご相談ください。
洗濯用蛇口の水漏れ修理事例
最後に当社の修理事例をご紹介いたします。
「洗濯水栓から水が漏れているので、修理に来てほしい」とのご連絡が電話でありました。すぐにお客さま宅に訪問をして、許可を得た上で点検をしました。
上の画像が今回の洗濯蛇口です。壁に埋め込まれているタイプの洗濯蛇口で、SANEIのシンプレット(simplet)という水栓でした。
点検したところ、水栓に使用されているパーツに劣化があり、それが原因で水漏れしていることがわかったので、その旨お客さまにお伝えします。劣化したパーツを交換することで修理できること、修理費用の見積金額をお伝えしました。すぐにお客さまが同意をしてくださり、修理のお申込みをしていただけたので、修理を開始します。
埋め込みタイプの洗濯蛇口を分解した様子が、上の画像です。劣化したパーツを適合する新しいパーツに交換しました。
分解していた洗濯蛇口を元に戻して、洗濯蛇口から水を出してしばらく様子を見ました。特に水漏れがないことをお客さまと確認済みです。
【関連ページ】
こちらの記事もご参照ください。
洗濯機用の壁埋め込み水栓の修理と交換
【関連ページ】
こちらのページも参照ください。
トイレ排水管の高圧洗浄で詰まりを解消
修理・交換・お問合せ・お申込み
フリーダイヤル:0120-994-887
写真送信メールフォームURL:https://suidoukoji.com/メールフォーム