洗面ボウルの収納扉を開けると、目に入るのが排水パイプです。こちらは15年ほどが経過すると、劣化をして床下や下の階に水漏れしてトラブルを引き起こすことがあります。水漏れに気がつかずに放置してしまうと床下や下の階まで水漏れがすることも珍しくありません。このような水トラブルを防ぐのに重要なのは水漏れする前に劣化したパイプを交換することです。

そこで今回は、洗面排水パイプの種類と、パイプ交換の費用について解説いたします。

そろそろ排水パイプの交換どきかな…という方は、ぜひ参考にしてください。

ゴム栓式の洗面所の排水パイプ交換

洗面所の設備には複数のタイプがあります。最初に挙げるのが、洗面ボウルの排水口に丸いゴム栓がついているタイプです。多くの場合、このゴム栓は黒色をしています。

この洗面台の排水パイプの場合は、種類に関係なく、かんたんに交換することができるのが特徴。
洗面所の洗面ボウルの排水口の直径サイズと排水パイプの写真を当社のメールフォームから送信していただくことで、交換費用のお見積りをお出しすることができます。

なお、洗面ボウルの排水口の直径サイズですが、外側の直径です。お間違えのないようにご注意ください。当社ではお見積り金額を事前に提示した上で交換工事をしております。当社からお送りする金額を必ずご確認の上、お申込みをお願いいたします。

ポップアップ式排水栓の排水パイプ交換

ここまで、ゴム栓があるタイプの洗面ボウルについて記載してきましたが、洗面台に取っ手があるタイプも存在します。水栓のすぐ近くに取っ手（押し引きする棒）のようなパーツがあり、こちらを引くと洗面ボウルの排水口のフタが閉じて、押すとフタが開くタイプがあるのです。

特徴は、この取っ手です。まず取っ手のようなパーツがあるか、ご確認ください。この取っ手の使い方を知らない方もいますが、単なる飾りではないので、押し引きをしてみましょう。ボコンという音がして、洗面ボウルにある排水口のフタが開閉しているのがお分かりになるかと思います。
さて、このタイプの排水パイプの交換は、まず排水パイプと洗面所水栓を横から写した写真を撮影して当社にご送信ください。さらに、水栓の品番と洗面台の品番も当社までお知らせいただければ、概算での交換費用の見積もり金額をお出しいたします。

水栓の品番は、根元の向かって右下に書かれていることが多いです。ラベルが剥がれてしまっている可能性もあるので、わからない場合はその旨お伝えください。洗面台の品番は洗面ボウル下収納内の左右どちらかに記載されていることがありますので、こちらも併せてご確認ください。

ご不明点があれば、お気軽にお申し付けください。

排水パイプ（排水管）交換の料金目安

ここでは排水パイプの交換費用を解説いたします。

まず排水パイプには複数の種類があり、白色や灰色をした樹脂パイプと、金属製のメッキパイプなどが一般的。素材やタイプによって交換費用は異なりますが、おおむね16.500円から38,500円で交換できることが多いです。

パイプの素材や状況によっては、上記金額内での交換ができない場合もございます。必ず交換費用のお見積りを提示してからの作業をしている水道業者なので、どうぞご安心ください。

なお、排水パイプだけでなく洗面所水栓の交換も承っております。ご希望の方はそのむねご連絡をお願いいたします。

ワンプッシュ式（ワンウェイ式）

ポップアップ式というタイプについて記載しましたが、取っ手を引くと排水口のフタが閉じて、押すとフタが開くタイプもあります。こちらをワンプッシュ式と呼びますが、当社ではこのタイプの排水パイプの交換もしております。

取っ手を押しても洗面ボウルの排水口が開閉しなくなるトラブルも発生することがあります。このようなトラブルの修理にも対応しているので、お気軽にご相談ください。

洗面排水パイプの交換事例

ここからは当社が実際に対応した洗面排水パイプの交換事例を紹介いたします。

お客さまから「洗面所で水が漏れているので見に来てほしい」という連絡があり、現場に急行しました。点検をした結果、洗面排水パイプが劣化して穴が開いた状態でした。

洗面所の排水パイプには樹脂タイプやメッキタイプがありますが、どちらも15年前後で劣化が著しくなり、穴や亀裂が開くことがあります。今回のお客さま宅の排水パイプも経年劣化による穴開きが原因で、水が漏れたことがわかりました。

上の画像が、排水パイプの様子。白サビが付着している状態で、パイプの一部に穴が開いていました。

お客さまに排水パイプを交換する必要があること、交換費用の見積もりをお伝えしたところ、すぐに同意をしていただけました。事前に排水口サイズなどをお客さまからお聞きしていたので、事前に適合する排水パイプを用意した上で交換工事訪問をいたしました。そのため、すぐに交換対応することができました。

（パイプに白いものが付いているのが見て取れると思いますが、この状態はかなり腐食が進行した状態です。できればこうなる前の交換をお勧めしたいです）

上の画像は、排水パイプ交換後の画像です。新しいパイプになったので、ピカピカです。白い付着物なども全くありません。このあと洗面所水栓から水を出して、水漏れがないか確認したところ、特にトラブルはありませんでした。

洗面排水パイプからの水漏れは、被害が大きくなってから発火するケースもございます。収納扉内での水漏れとなるため、扉を開けないとわからないこともあるのです。気が付いたら収納内の床材が腐食していた、下の階に水漏れしたということもあるでしょう。この場合は、パイプだけでなく床材の交換をする可能性も…。

このようなことがないように、当社では15年前後での排水パイプ交換をおすすめしております。水漏れ被害が発生する前に、ぜひハイプ交換をしましょう。排水パイプの交換に関するご質問があれば、お気軽に当社までお問合せください。

お問合せ手順

まずは電話かメールフォームよりお問合せください。

写真を送ることができる場合は、洗面水栓と排水管を横から撮影した写真と、洗面水栓と洗面台の品番を送ってください。

メール文に「洗面排水パイプの交換見積り希望」と書いてください。

【関連ページ】
こちらの記事もご参照ください。

洗面台排水管の白い粉は何？問題ないの？ | 洗濯埋め込み水栓修理と交換の水道工事エコライフ (suidoukoji.com)

修理・交換・お問合せ・お申込み

フリーダイヤル：0120-994-887
写真送信メールフォームURL:https://suidoukoji.com/メールフォーム