お湯も出る洗濯用蛇口の高さ上げ方法（混合水栓）

ドラム式洗濯機の買い替え時に、蛇口が当たってしまい設置ができないというトラブルが発生することがあります。既存の縦型洗濯機とドラム式では、後者のほうが背が高いため、蛇口の位置が低いと洗濯機に当たることから、搬入業者がドラム式洗濯機を持ち帰ってしまい設置できないことがあるのです。

また、同じドラム式洗濯機であっても以前よりも高さがあるため置けないこともあるようです。

このような場合は、蛇口の高さを上げることで洗濯機を設置することができます！

今回は、お湯が出る混合水栓の洗濯用蛇口の高さ上げ方法をご紹介します。

洗濯用蛇口の高さ上げを検討中の方は、参考にしてください。

洗濯にお湯は使わない方

現在、お湯も水も出る洗濯用蛇口を設置中で、普段から水側の蛇口のみしか使用していない（お湯は使用せずに水のみで洗濯している）という方もいらっしゃるでしょう。
洗濯蛇口の高さ上げ後も、お湯は使用せず水のみでよいという方は、湯側のパイプに栓をして水側パイプに壁ピタ水栓を付けることで蛇口の高さ上げをすることができます。

ここで壁ピタ水栓について解説いたします。

【壁ピタ水栓とは】

上の画像が壁ピタ水栓です。Panasonic社の製品で、洗濯用蛇口の取り付けることで壁ピタ水栓の本体の長さ分だけ高さを上げることができます。

参考：壁ピタ水栓 CB-L6 商品概要 | 洗濯機／衣類乾燥機 | Panasonic

作業は、既存の洗濯蛇口を取り外して、こちらの壁ピタ水栓を取り付ける作業で高さ上げをしますが、その費用は壁ピタ水栓本体価格と工事費用を合わせて税込み22,500円です。洗濯用蛇口の環境によって費用が異なることもありますが、事前にお見積りを提示した上で作業をいたします。

上の画像は壁ピタ水栓を取り付けて、洗濯用蛇口の高さ上げをしたときの様子です。

こちらのお客さまは新しく洗濯機を購入予定でしたが、既存の蛇口の高さが低いため、新しい洗濯機が置けないことに気が付いて、当社まで蛇口の高さ上げの依頼をしてくださいました。

洗濯給水ホースと蛇口の接続部の高さを5センチから10センチ上げる方法

お湯も出る蛇口の洗濯給水ホースと蛇口の接続部の高さを5センチから10センチ上げる方法を紹介します。

洗濯給水ホースを接続するノズル部分が下向きについている蛇口を、上向きノズルがついている蛇口へと交換することで高さ上げが実現します。

ノズル部分の向きについて、画像を交えて解説すると下の画像が下向きノズルです。

上の画像のようにノズルが下を向いているとその分高さ低くなるため、洗濯機が当たることがあります。このノズルを上向きにするだけでも、蛇口の高さを上げることが可能です。

お客さまから、「洗濯用蛇口の高さを上げてほしい」というご希望があり、お客さま宅へ訪問しました。洗濯機を買い替え予定で蛇口の高さを上げておきたいとのこと。事前に蛇口の写真をメールで送っていただき確認したところ、混合水栓の給水ノズルが下を向いているタイプでした。（ちなみに多くのご家庭の洗濯蛇口は、ノズルが下を向いています）

今回は、高さ上げ後もお湯を使用したいとのことだったので、お客ささまに上向きのノズルタイプの蛇口に交換することで高さを上げることができるとお伝え。さらに費用見積もり金額もご案内しました。お客さまからお申込みをしていただけたので蛇口を交換する工事に伺いました。