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認知症を患い繰り返すトイレつまりでお困りの方へ
トイレつまりが繰り返して起こる場合に業者を呼べば、その都度費用がかかります。
そして尿とりパットや紙オムツなどがつまった時に、避けては通れないのが認知症の問題です。
認知症の場合にはトイレに尿とりパットを流してしまい、何度も業者を呼ばなければならなくなったりしても、本人はトイレに流してもつまるということを理解できないという特徴もあります。
今回は、「繰り返してしまうトイレつまり」をテーマに、認知症の方がトイレをつまらせてしまったケースを想定して、少しでも負担が軽減されるようにご紹介していきます。
認知症とトイレのつまりの関係
認知症は、脳の機能が低下し記憶や思考への影響が見られる病気です。病気の特徴として『トイレでの失敗が多くなる』『紙オムツや尿とりパットを使用することも出てくる』ということがあげられます。デリケートな部分もあるので、過敏にならずにトイレまわりの環境を整えておくことも大切です。
いくら気をつけたとしても、汚してしまったりトイレのつまりを繰り返すことも出てきますが、排泄リズムを整えたりトイレの時間をある程度決めておくなどの工夫で対処できることもあります。「トイレがつまって使用できない」「尿とりパットを流してしまった」などのお問い合わせをたくさんいただきますが、ご病気の方はもちろん介護をされているご家族の方にも寄り添っていきたいと思っています。
トイレも長年メンテナンスをしてしないと不具合が起こりますので、可能であればしっかりとメンテナンスをしておくと安心です。対処できないときやどうしたらいいのかわからないときにはトイレの専門業者を頼っていただければ幸いです。
認知症の方がトイレをつまらせることは多い
なぜ、水道工事の会社が認知症について気にかけて、取り上げているのか?
ということの理由がここにあります。
トイレのつまりを解消していると、介護施設などでトイレに異物を流してしまったり、ご家族が認知症で、トイレつまりを繰り返しているケースが多くあるからです。
ストレスや精神的なことが関わってくるといわれていますので、トイレに流さないようにいい聞かせてもすぐに解決するというわけにもいかず、本人やご家族への気遣いも大切になります。
地域に寄り添ってきた水道工事エコライフですが、ご自宅でもできる対処法などをまとめておきたいと思います。認知症の方がトイレをつまらせてしまった時にこの記事に戻ってくれば大丈夫というような、不安を解消できる記事にまとめましたので、何度も読んでみてください!
トイレがつまった時の対処法:尿とりパットや紙オムツ
実際に、尿とりパットや紙オムツを流してしまいトイレがつまることがあります。ご家族の方からは「尿とりパットや紙オムツをつまらせたかもしれない」とご連絡をいただくことが多いのですが、認知症の方は自分がつまらせたという認識をしていないこともあり繰り返しトイレをつまらせることも少なくありません。
尿とりパットや紙オムツは、ポリマーが水を吸収するためトイレに流してしまうと膨張しトイレがつまりやすくなります。尿とりパットや紙オムツはメーカーや商品によっても吸収量が異なりますが、吸収量の目安としては、230cc~1,200ccほどと言われています。長時間使用できるタイプはその分、たくさんの水分を吸収します。
尿とりパットや紙オムツがトイレにつまったら、取り出すしかないのでお早めに解消することが望まれますが、ここではまずは自分で解消する方法をご紹介しておきたいと思います。
【尿とりパットがトイレにつまった時の対処法を紹介しています】
尿とりパットや紙オムツなどのつまりは素早く取り出す
まず、尿とりパットや紙オムツなどはいち早く取り出すのがポイントです。時間が経ってしまうほど取り出しにくくなります。
ラバーカップを使用して奥に押し込んでしまうことで状況を悪化させたりすることもあります。どのような道具を使えばいいのか、使い方の手順なども併せて自分で取り出す方法についてこちらの記事をご参考にしてください。
【尿取りパットを自分で取り出す方法をまとめています】
あるご家庭では「トイレにオムツを流してはいけない」と伝えてはいましたが、流したことを覚えていないので目を離すとすぐにつまらせてしまうのだそうです。
尿パットや紙オムツをトイレに流してしまわないように、あらかじめ捨てる場所や入れる場所をわかりやすくしておくなど、伝わりやすい方法で伝えられるといいですね。個別の症状によりそって根気強く対応しなければならないこともあると思いますので、無理をせずに地道に対処していきましょう。
尿とりパットや紙オムツがつまったときは?試してみよう!
また、尿とりパットや紙オムツなどのポリマーが膨張して取り出すのが難しい際には、トイレに大さじ2杯の塩を入れてみることで吸収ポリマーが小さくなって流れることがあります。
尿とりパットも紙オムツも下水には流せないので、ポリマーを小さくして流してつまりを解消させたい場合には、トイレのすぐ外にある排水マスのフタを開けた状態で流して、そこで回収するようにします。戸建住宅1階のトイレの場合にはぜひ試してみてください。
尿とりパットや紙オムツつまり解消のポイント!
☑️上手く流れたとしても排水マスで回収できずにさらに流れてしまうと、その先の排水管でつまるので注意しましょう。
☑️ポリマーはしばらくするとまた膨らんで排水管内につまるので、マンションや戸建住宅2階のトイレでは絶対にしないようにしましょう。
トイレットペーパーは水溶性なので下水に流すことができますが、オムツ類では現時点では流せるものは発売されていないので、つまらせてしまったら取り除くしかありません。
トイレが繰り返してつまって使用できなくなるのは不便です。『自分で取り出す方法』と『試して欲しい方法』を試しながら、緊急の場合やご自宅では対処できない時には上手に水道業者を頼ってみてください。
トイレがつまった時の対処法:それ以外の異物
では、尿とりパットや紙オムツ以外のトイレのつまりはどのようにして解消すればいいのでしょうか。
認知症の方はトイレにつまらせたという自覚がないことが多いので、様々な物をつまらせる可能性があることを念頭におきながら、気をつけておく部分と難しい部分は割り切って捉えておきましょう。
どのようなものがつまっていたのか、事例をご紹介していきたいと思います。
尿とりパットがつまっていたケース
認知症の方は排泄時にトイレで尿とりパットを落としてしまったり、流してしまったりすることがあります。便器を取り外さなくても解消できるケースでは、作業時間も短く簡単に解消することができます。
身の回りのものがつまっていたケース
つまっているトイレシートを取り出しただけではつまりは解消されず、他の原因も考えられましたので便器を取り外して確認をすることにしました。
便器の中には、トイレシート、ヤクルト、アイスの棒などがつまっていました。「何がつまっているのかわかりませんが、トイレに何かをつまらせてしまったかもしれません」とこういったご相談を受けること多いです。何がつまっているのかがわからないと、どう解消すればいいのか不安になると思います。トイレに異物が詰まった時に気を付けることをリスク対策として知っておくといいでしょう。
【トイレに異物が詰まった時に気を付けるポイントをまとめています】
トイレの臭いが気になるときは?試してみよう!
トイレの臭いの主な原因は『飛び散った尿のアンモニアの臭い、カビの発生による臭い』などです。
認知症の症状が進んでいくと、トイレの場所が分からなくなったり排泄をする動作ができなくなったり、排泄時にトイレを汚してしまうことも出てくると思います。泌尿器系の病気が隠れていたり、トイレでの排泄がうまくできなくなることは踏まえておくべきでしょう。
トイレは掃除をしても汚れやすい場所です。来客時やお客様がトイレを使用する時などに困ってしまうことがもあるでしょう。「うちはしっかりと掃除をしています。」という方もいらっしゃいますが、実際には掃除をしているはずなのにどこからか臭ってくると疑問に思っている方が多いようです。
普段の掃除では手が行き届かない部分には汚れが溜まってきますので、汚れがたまりやす場所をチェックしておきます。
汚れがたまりやすい場所 | どんな汚れがたまるの? |
便器 | 便器のフチは尿石が溜まりやすくなります。水たまりは水垢、カビ、バクテリアなどが付着しやすいです。 |
ウォシュレット | 洗浄する部分に水垢が溜まりやすくウェシュレッとの裏は尿ハネなどで汚れやすいくなります。 |
トイレタンク | トイレタンクを開けるとカビが繁殖していることがあります。短期と便器の接続部周辺も汚れがたまりやすくなります。 |
床と便器の接合部 | 床にシミができている場合には、アンモニアが染みている可能性があります。 |
壁や床など | 壁や床は汚れが見えていなくても尿が飛び散っていることがあります。 |
一般的に掃除がしやすい場所としにくい場所とがありますが、特に汚れがたまりやすい部分で気になる箇所があれば、日頃から掃除をするように心がけておきましょう。
臭いや汚れが気になって辛くなるようなら、あまり無理をせずに水道業者が行うトイレの臭い対策クリーニングなどをお試しするのもいいでしょう。
介護などで体調を崩してしまったりストレスをため込む前に、まずはお気軽にご相談ください。
リスクの把握はしっかりと
冒頭で述べたとおり、トイレつまりを繰り返すケースでは認知症の問題が関わっていることが少なくありません。「トイレつまりを繰り返してしまう」「トイレを汚してしまう」ということは起こりやすくなりますので、認知症や病気という視点からの対策も必要になるかもしれません。
最低限の知識を持っていないと、思わぬ失敗や損をしてしまったりトラブルに見舞われることがあります。トイレつまりが起こるとトイレが使用できなくなったり、便器の水が逆流し汚水が溢れてくることもあります。マンションなどでは排水ますから汚水が溢れ床下から水漏れしたり、天井から水漏れしたりと損害を発生させてしまう大きなトラブルに見舞われる可能性もあります。
ぜひそれぞれのリンクから「尿取りパットがトイレにつまったときの対処法」「トイレにつまった尿取りパットを自分で取り出す方法」などの要所に加え、「トイレのお掃除方法」「暮らしに役立つ情報」など、情報を取り入れて賢明な判断ができるようにリスクを減らしておきましょう。
<お役立ち情報>