カバーでトイレタンクが隠れているユニットバス内のトイレ交換
賃貸マンションなどでユニットバスを使っている場合に、「トイレのタンクが壊れてしまい水が溜まらない」「ユニットバスのトイレの交換をしたいけれど難しいと言われた」というお悩みをお持ちの方が多いです。使われているトイレの便器やタンク、部品自体を入手するのが困難だったり、交換するにも手間がかかるということもあるので、実際にはどこに相談すればいいのか分からない、ということもあります。
- ユニットバス内のトイレタンクのみを交換したい
- ユニットバス内のトイレの便器のみを交換したい
- ユニットバス内のトイレ交換の費用を安く抑えたい
- ユニットバス内のトイレをメンテナンスしやすいものに変えたい
今日は、ご依頼が増えている、カバーでトイレタンクが隠れているタイプのユニットバス内のトイレやタンクの交換事例と注意点について解説します。
廃盤品のユニットバス内トイレについて
ユニットバス内のトイレの中には、洗面台の下側にトイレタンクが隠れているタイプや、カバーで覆われているのでトイレタンクが見えないタイプがあります。
25年〜35年程前によく設置されていたユニットバス内のトイレに多いのですが、このタイプのトイレの交換や修理をしようと思って業者探しをしても「ユニットバス全体を交換しないと難しい」と言われることが多くなります。実際に、「ユニットバス全体の交換をしないと難しい」「部品などが入手できないので修理はできない」「施工に時間がかかりすぎる」とのことで、どうにかならないかといったご相談が増えています。
色々なメーカーがありますが、現在ではどのタイプも廃盤になっており、水漏れの修理やトイレのタンク交換などはこのタイプでは難しい状態です。
空き部屋というわけではないので、ユニットバス全体を変えるとなると施工に時間を要してしまうこともあります。このような事情もあり「出来るだけ早く施工ができ、ユニットバス全体の交換よりも費用をおさえることはできないか?」というお悩みをかかえている方が多いのです。
こういったことを解消していきたいと考えおります。
今日は、大家様、管理会社様よりご相談のあったユニットバス内の水漏れの修理の事例を見ていきたいと思います。
隠蔽式トイレタイプの交換
3点式ユニットバス内のトイレタンク、トイレ(便器)などは、適合しないものがあり、交換できない場合があるので、「部品がないから、取り付けられるものがないから難しい」というのは事実です。これが悩みの種になっているともいえます。
なお、当社では同タイプに交換するのはなく、洗面台の一部を切り取って新しいトイレに交換する工事にも対応しています。
ユニットバスは、スペースが限られています。トイレタンクからの水漏れやトイレの不具合などで、お急ぎで交換をしなけれなならないこともあると思います。
既存のスペースなどを利用しながらも水回りの工事が最小限ですむので、ユニットバス全体を交換するより費用を安く抑えることができます。
【ユニットバス内のトイレタンク交換事例】
ユニットバスのトイレタンク破損で水漏れ継続中 | ユニットバス内のトイレタンクと便器交換後 |
Before | After |
こちらは、賃貸マンションですが、同タイプでへの交換は難しいため、新しいトイレに交換しました。タンクは破損していましたが、もともとトイレの部品の劣化による不具合が多かったそうです。トイレの便器やタンクは、交換しやすいもの、メンテナンスや掃除がしやすいものに変更しました。
ユニットバス内のトイレ交換料金の目安
ユニットバス内のトイレ交換の料金の目安としては、『タンクのみ交換するのか』『トイレ便器とタンクをセットで交換するのか』により費用は異なってきますが、隠蔽式タイプの場合は部材や工賃を含めて税込みで【トイレ交換料金は11万円〜15万円が目安】になります。
・ユニットバス内のトイレ交換:11万円〜15万円(税込)
他の記事でも、3点ユニットバス内のトイレの交換事例を詳しくご紹介しています。
トイレタンクやトイレの便器のひび割れのご相談も多いので、ぜひご参考にしてください。
▼ユニットバス内のひび割れたトイレタンクの交換
▼ユニットバス内のひび割れたJanis(ジャニス工業)製のトイレの便器の交換
トイレのトラブルはできるだけ早く解消する
お住まいのトラブルを繰り返したり長引かせたりするよりもプロにアドバイスをもらった上で、すぐに解消しておくことをお勧めします。場合によってはリフォームなどをした方がいい場合もありますが、原状回復工事と併せて賢くご相談をしておくというのも手です。
不要なトラブルは出来るだけ避けて安心するためにも、少しでも不安や疑問を感じたら、専門家の手を借りることも大切です。