経費金額から割り出す安い水道業者の選び方
「どうしたら安くて良い水道業者が見つかるの?」
水道修理を頼まなければならないような場面で、このような疑問を抱く方は少なくないでしょう。ネットで検索すると対応してくれそうな業者が山ほどヒットして、何を基準に1社を選びだしたらいいか戸惑ってしまうと思います。
今回は、そんな疑問に答えるために、私たちが考える安い業者を選ぶ方法について解説します。
安い水道業者は”経費”で選ぼう!
数多ある水道業者の中で良心的な料金設定のところを見つけ出すカギは、ずばり”経費”にあります。
ごく当たり前のことで改めて言うほどのことではないかもしれませんが、経費がかかっている業者はその分サービス料金も高くなります。逆に言えば、もろもろの経費を安く抑えて運営している業者は、当然安く料金を設定している可能性が高くなります。
とは言っても、どうすれば経費のかかっていない安い業者を見分けることができるのでしょうか?以下のようなポイントをチェックしましょう。
営業時間が長いか
対応できる時間を長く設定している業者は経費が高い可能性大です。最近では深夜でも対応可能だったり24時間営業を行っている業者も増えてきています。しかし、実は深夜の時間帯はびっくりするほど依頼数が少なく、にもかかわらずコールセンター人員や各拠点の待機スタッフ用に膨大な額の経費がかかっています。このような業者は、長時間営業にかかる経費分を修理代金に上乗せしている可能性が高いです。
なので、よほど緊急を要する場合でなければ、24時間営業・深夜営業をしていない業者を選ぶと修理費用が安く抑えられる可能性があります。
ポストへのマグネット広告配布をしているか
(このイメージ写真のようによくポストに入ってるマグネットシートのことです)
ご自宅のポストに水道業者のマグネット広告がしょっちゅう投函されるという方も多いと思います。簡単に捨てられてしまうチラシなどと比べて保管してもらえる可能性の高いマグネット広告は多くの水道業者に好まれていますが、マグネット広告も会社の経費を底上げする要素の一つです。年間2億円もの経費をマグネット広告にかけている会社もあるそうですが、その費用をどうやって捻出しているのか気になるところです…。
水道修理が必要になってしまった際に真っ先に候補に挙がりやすいマグネット広告活用業者ですが、費用の安さに重きを置きたいときには避けるのが無難かもしれません。
対応地域が広範か
「全国つつうらうらどこでも対応します!」というような謳い文句の業者もありますが、対応地域が広いとその分かかる経費も多くなります。
特に往復の移動にかかる経費は尋常でなく高く、遠くに行けば行くほど修理費用を高くしなければ採算が採れなくなります。たとえば、ある修理を片道2時間30分で往復5時間、作業時間2時間をかけて行ったとします。当然往復のガソリン代など移動に必要なお金もかかりますし、担当した職人はおそらくその日その一件しか対応できないと思われるので、その一件で十分な利益が生じるような料金設定にせざるをなくなります。
良心的な値段で修理を依頼したいときには、長距離の移動が必要ない、できるだけ近場で対応してくれる業者を探すのが賢明です。
コールセンターなどが整っているか
コールセンター、管理部門、お客様センターなどの部門がある業者は、その分サービスが行き届いていて接客態度もいいことが多いと思います。ただ、このような部門が存在することで安くはない経費が必要となることは想像に難くないでしょう。特にコールセンターなどを外部業者にアウトソーシング(外部委託)しているような場合、より経費がかさみます。対応地域が広い業者であればその分コールセンターに必要な人員・設備にかかる経費も割高になるので、なおのこと修理1件分の費用が水増しされる傾向が強いです。
コールセンター等を持っていなくとも電話などで丁寧に相談にのってくれる業者があれば、そちらを選んだほうが修理費用を安くできる可能性大です。
経費を抑えている業者を探してお得な水道修理ライフを!
いかがでしたでしょうか?水道業者に詳しくないとついつい対応地域が広い業者やマグネットをたくさん配る業者など、「経費」をたくさん使える体力のある業者を選びがちです。しかし、経費を多くかけられなくても、修理の腕がしっかりして親身に相談に乗ってくれる業者はたくさんあります。今回お伝えしたポイントを意識して、経費を抑えている修理業者を探し、お得な水回りトラブル解決を目指しましょう。
(補足説明)多額の経費をかけながら運営している水道業者の中には営業努力によって安くサービスを提供している業者もあるかと思います。このページでは経費がかかっている会社はその金額が料金に反映されいる可能性が高い視点で記載しております。