トイレリフォーム時のトイレの選び方

水まわりの1つとして汚れがちなトイレをリフォームすると、おうちの清潔感が増して印象もこれまで以上によくなります。しかし、トイレのリフォームといっても、どんなものにでもトイレを交換できるわけではありません。

今回は、リフォームするときに気を付けたいトイレの選び方とトイレの種類を解説します。

トイレのリフォームは適合性が重要

トイレのリフォームをする際は、どんな便器やタンクにでも交換できるわけではありません
適合性が非常に重要になります。
どういうことかというと、便器やタンクにはサイズなどの種類が複数あり、それが適合しない(合わない)と交換することができないのです。

プラモデルやミニ四駆などのパーツも、形が合わなければ交換はできませんよね。それと同様で、便器やタンクも適合性が重要になります。

トイレ排水位置の種類

さて、適合性について少しずつ見ていきましょう。(やや専門的な内容になります)
トイレで使用された水や排泄物などは、下水へと排水されるのは想像に難しくはないですよね。トイレの排水は主に2タイプがあります。

  • 床排水
  • 壁排水

床排水の排水芯は200mmの固定配管と250㎜から540mmの可変配管(リモデルタイプ)があり、壁排水は100mm、120mm、155mmがあります。専門的なことを書きましたが、排水のタイプが複数あり、タイプが異なるだけでトイレの交換ができなくなるとご理解ください。
「我が家のトイレ排水はどのタイプなのかわからない! 排水芯は何ミリなのかもさっぱりだ」という方がほとんどでしょう。排水芯をご家庭で測ることはできますが、こちらはプロに任せることをおすすめします。(誤認リスクがあるため)

【トイレ排水芯の測り方】

どうしても自分でトイレの排水芯を計測したい方向けに、測り方を紹介します。(一般の方による計測は推奨しません)

※床排水の場合の計測方法です※
最初に、トイレ便器を床と固定するネジのキャップを探してください。便器の下のほうにあります。突起のようなものです。
キャップは片側に2つあり、大きいキャップが排水芯を測るためのポイントです。便器の背面(後ろ側)から大きいキャップの中心までの距離を計測してください。
これが排水芯のサイズです。

トイレのスペースの問題で、計測が難しいこともあろうかと思います。少しでもよくわからない、これで合っているのか不安だと思った場合は、無理に計測はせずにプロである業者に任せましょう。確証がないにも関わらず、「我が家のトイレの排水芯は~です」とサイズを業者に伝えてしまうと、あとから間違いに気が付いて、作業がスムーズに進まないこともあり得ます。

タンクレストイレの隠ぺい配管(便器カバーの中に止水栓があるタイプ)

タンクレストイレの給水パイプには、露出タイプと隠ぺいタイプの2種類があります。
この2種類の違いを覚えていただく必要はありませんが、止水栓が露出しているか隠れているかの違いです。
交換するトイレが露出タイプか隠ぺいタイプかどうかも、業者が判断して適切なトイレを選びます。

隠ぺいタイプだと、配管が隠れているので掃除が楽になります。見た目もすっきりとした印象です。
露出タイプから隠ぺいタイプへの交換ができないわけではありませんが、場合によっては給水管の位置を変える必要があるため、工事が必要になります。
既存のトイレが隠ぺいタイプなら、同じ隠ぺいタイプに、既存のトイレが露出タイプなら露出タイプに、と同じタイプに交換するほうがリフォーム費用も抑えられるでしょう。

タンクレストイレ、タンク式トイレ、ウォシュレット一体型トイレ

タンクレストイレとは、水をためるタンクがないトイレのこと。シンプルな見た目をしています。
タンク式トイレは、タンクがあるタイプのトイレのことで、便器の上に接続するかたちなどでタンクがあります。(便器の上にないトイレも有り)
ウォシュレット一体型トイレは、名前の通りでトイレにウォシュレットが最初からついているタイプのことです。便器と洗浄便座が一体になっています。

ここまで3つのタイプのトイレを紹介しましたが、それぞれにメリットがあります。
トイレを広く見えるようにしたい、シンプルにしたい方にはタンクレストイレ、ウォシュレット一体型がよいでしょう。ウォシュレット一体型はつなぎ目部分が少なく、掃除もしやすいと言えます。絶対とは言い切れませんが、タンクがあるトイレのほうがタンクレストイレよりも、つまりにくいとされています。日ごろからトイレつまりが気になる場合は、タンク式のほうがよいでしょう。

セフィオンテクトとアクアセラミック

セフィオンテクトとアクアセラミックという聞きなれない単語を見出しに書きました。
これらは、かんたんに言うとトイレの汚れがつきにくい素材や加工のことです。

少しくわしく解説いたします。
【セフィオンテクト】
セフィオンテクト

セフィオンテクトは、TOTOが特許を取得した特殊な技術のことで、陶器である便器に100万分の1ミリm単位で表面を滑らかにし、イオンバリアを表面につけることで、水垢などの汚れを跳ね返すことができるトイレです。

【アクアセラミック】
アクアセラミック

アクアセラミックは、リクシルのトイレに採用されている技術で、ガンコな水垢や汚物を落とすことができます。汚れがつきにくいだけではなく、便器に傷がつきにくく、銀イオンの力で細菌の繁殖も抑制する抗菌効果も期待できます。

この2つの素材を採用したトイレは、従来品と比較して汚れにくい傾向があるため、トイレ掃除も楽になるでしょう。

このどちらかのトイレを強くお勧めいたします!

トイレの選び方

さて、ここまでトイレの種類などを紹介してきました。本題となるトイレの選び方ですが、重要なのは排水芯が適合するものを選ぶことです。

排水芯が合わなければトイレは交換できないので、事前にサイズを確認する必要があります。
しかし、すでに記載したように一般の方で自分の家のトイレの排水芯まで知っている方はあまりいないでしょう。排水芯が合うトイレを選んでください、と書いても現実的ではありません。

業者にトイレ交換を依頼する際は、排水芯が合うトイレを選んでもらってください。
たとえ好みのトイレであっても、排水芯が合わなければ交換はできないということも事前に理解しておくと、納得がいくかと思います。

すっきりとした見た目で選びたい方には、タンクレストイレや、ウォシュレット一体型をおすすめします。忙しくて、こまめにトイレ掃除ができない方には、汚れがつきにくい素材のトイレを選ぶとよいでしょう。
当社はトイレリフォームも承っております。トイレの選び方でお悩みの方のご相談にも対応しているので、お気軽に問合せください。

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アメリカンスタンダードトイレの水漏れ修理とトイレ交換リフォーム

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