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【水道代が急上昇?】検針員に指摘されたら確認すべきポイント
「いつもより水道代が高い…」と感じたことはありませんか? 水道メーターの検針員から「使用量が増えていますよ」と指摘を受けたら、何らかの原因がある可能性が高いです。特に、水漏れや漏水のお知らせを受けた場合、早急に対処しないと水道代がさらに上がる恐れがあります。今回は、水道代が急に高くなったときに考えられる原因と、その対策について詳しく解説します。
埋設水道管のひび割れ・漏水による修理事例

ご相談いただいたA様は一戸建てにお住まいの方です。普段から節水を意識しているにもかかわらず、前月と比べて水道料金が大幅に上がっていたため、不審に思い水道メーターを確認。しかし、目に見える場所に水漏れの形跡はなく、特に異常は見当たらなかったとのこと。その後、家の周りを確認すると、裏庭の一角の土が濡れていることに気付きました。 しばらく雨も降っていなかったため「もしかして…」と思い、水道業者である当社へご相談してくださいました。
現地調査を行ったところ、家の裏手に埋設された水道管の破損による漏水が原因であることが判明しました。

A様のお宅の水道管は、一部がコンクリートの下を通っており、漏水箇所はちょうどコンクリートに覆われた部分に位置していました。
このようなケースでは、地中の水道管からじわじわと水が漏れ続け、地面に染み込んでいくため、すぐに気づくことが難しいのが特徴です。A様の場合も、水道料金の異常な上昇と、地面の湿り具合からようやく発覚した形となりました。
コンクリートの一部を撤去し、配管修理を実施

修理を行うため、まずはコンクリート部分の一部を慎重に取り壊し、漏水箇所を露出。 その後、破損した水道管を新しい配管に交換し他の配管と接続しました。作業後、通水テストを行い、水漏れが完全に解消されたことを確認。

数日のうちは水漏れ確認をする必要がありましたので、後日撤去したコンクリート部分を元の状態に近づける補修を施し、工事は無事完了しました。A様も「早めに水漏れが見つかり、直せたのでよかったです」と、安心されたご様子でした。
水道代が高くなった原因は?
水道代が上がる原因はさまざまですが、大きく分けて2つのケースが考えられます。
①水漏れ・水道管からの漏水による水の流出量の増加
②家庭内での水道使用料の増加
①水漏れ・水道管からの漏水による水の流出量の増加
1ヶ月の水道料金が1万円以上大幅に上昇している場合、どこかの水道管からの漏水により、水の使用量が大幅に増加している可能性が高いと考えられます。
トイレタンクからチョロチョロと水が流れる音がするなど、わずかな水漏れでも水道料金は上昇しますが、その場合は数千円程度の増加にとどまることが一般的です。しかし、万単位の料金上昇が見られる場合は、大量の水が漏れている可能性が高く、床下や地中に埋設された水道管が破損していることが考えられます。 早急に点検を行い、必要に応じて修理を依頼することをおすすめします。
②家庭内での水の使用量の増加
水道管の破損がなくても、水道料金が上がる原因はいくつか考えられます。その多くは、家庭内での水の使用量が増加していることに起因する可能性が高いです。
家庭内での水の使用量が増加する具体例としては、次のようなことがあります。
- 家族が増えた → 1人あたりの平均使用量は1日約200L(多い場合は400L)程度
- シャワー時間が増えた → 毎日1分延長で1ヶ月あたり約1,200L増加
- 洗濯回数が増えた → 1日1回の洗濯で1ヶ月あたり約1,500〜3,000L使用
家族が増えたり、日常の水の使い方が少し変わるだけで、水道の使用量は大きく増加します。 特に、シャワー・洗濯・庭の水やりなどは気づかないうちに水道代を押し上げる要因になりやすいため、水道料金が気になった際にはチェックしてみると良いかもしれません。
「水漏れ・漏水のお知らせ」を受けたらどうすればいいの?
水道使用量が増えたときに水道局から「水漏れ・漏水のお知らせ」といった内容の手紙が届くことがあります。
この「水漏れ・漏水のお知らせ」を受け取ったら、まずは水漏れの有無を確認し、可能な範囲で応急処置を行った上で、速やかに専門業者へ相談することが大切です。
早めに対応することで、無駄な水道料金の発生を防ぎ、被害の拡大を最小限に抑えられます。
以下の手順を参考に、適切に対応しましょう。
【手順1】水漏れしているか確認する
- 家の蛇口やトイレがしっかり閉まっているかチェック
- トイレのタンクから水がチョロチョロ流れていないか確認
- 水道メーターを見て、すべての蛇口を閉めた状態でもメーターが回っているか確認すると水漏れの有無を把握しやすい
【手順2】水漏れの場所を特定する
- 屋内(水回りの設備・トイレ・キッチン・浴室など)
- 屋外(水道メーター付近・給水管・庭や駐車場の地面が湿っているなど)
- 床下・壁の中(目に見えない場所での漏水の可能性)
【手順3】応急処置を行う(可能な範囲で)
- 水道の元栓を閉めて、一時的に水を止める
- 見える範囲で大量に水漏れしている場合はタオルやバケツを使って水が広がるのを防ぐ
- 水漏れしている量が多い場合は、配電盤のブレーカーを落として感電を防ぐ
【手順4】速やかに専門業者や水道局へ連絡する
- 水道局指定の工事業者に修理を依頼する
- 賃貸の場合は管理会社や大家さんに連絡
- 漏水の原因によっては、水道料金の減額措置が適用される場合もあるため、業者、水道局に相談する
屋外の地中水道管の漏水は気づきにくいから要注意!
水道代が高くなる原因の一つに、水道管からの水漏れが考えられます。特に、地中に埋まっている水道管の水漏れは目視で確認しにくいため、気づきにくいのが特徴です。 そのため、多くの場合、急に水道料金が上がったことで異常に気付くことが多くなります。
減額申請制度について【埼玉県】

水道管の破損など、やむを得ない漏水が発生した場合、埼玉県内の各自治体では水道料金の減額措置が適用される可能性があります。この制度を利用するためには、以下の手順を踏むことが重要です。
- 漏水の確認と修繕: まず、漏水箇所を特定し、速やかに修繕を行ってください。修繕は、お住まいの自治体が指定する給水装置工事事業者に依頼する必要があります。
- 必要書類の準備: 修繕後、減額申請には以下の書類が必要となります。(これらの書類は各自治体の公式ウェブサイトからダウンロードできます。)
- 水道料金等漏水減免申請書
- 漏水修繕完了報告書
- 修繕前後の写真
- 申請の提出: 必要書類を揃えたら、修繕完了後速やかに所定の窓口へ提出してください。申請期限や提出方法は自治体によって異なるため、事前に確認が必要です。
水道業者の正しい選び方
水道工事を依頼する際は、信頼できる業者を選ぶことが大切です。 特に、水道料金の減額措置を受けるためには、自治体指定の業者に依頼する必要があるため、事前に確認しましょう。
また、修理後に高額な請求を避けるためにも、必ず事前に見積もりを提示してくれる業者を選ぶことが重要です。 見積もり内容が明確で、不明な点について丁寧に説明してくれる業者であれば、安心して依頼できます。
さらに、地域に密着した業者を選ぶことで、緊急時の対応がスムーズになり、アフターサポートもしっかり受けられます。 水道工事は長期的なメンテナンスも必要になるため、実績があり、信頼できる業者を選ぶことが大切です。
まとめ
この記事では、水道料金が高くなってお困りの方に向けて、料金が上がる主な原因や、水漏れの確認方法・対処方法についてご紹介しました。
水道料金の急な上昇には、日常の使用量の増加だけでなく、見えない場所での水漏れが関係している可能性もあります。 早めの点検と適切な対応が、無駄な出費を防ぐために大切です。もし、水道料金の増加や水漏れの疑いでお困りの際は、どうぞお気軽にご相談ください。 丁寧に状況をお伺いし、最適な対応をご提案いたします。
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