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屋外の排水管つまりの原因や修理・自分でできる対処法について
屋外の排水管は、見えない場所にあるためトラブルに気づきにくく、気づいたときには「水が溢れている」「地面がぬかるんでいる」といった深刻な状態になっているケースが多く見られます。
特に一戸建て住宅や庭付きの物件では、外構部分の排水環境に影響を与える要素も多く、定期的な点検やメンテナンスが欠かせません。
この記事では、屋外の排水管がつまる主な原因や症状のサイン、自分でできる対処法、専門業者に依頼すべきケース、修理の流れ、そして見積もりの注意点まで詳しく解説します。
屋外の排水管がつまる原因とは?
屋外排水管のつまりには、さまざまな原因があります。
なかには家庭で防げるものもありますが、構造的な問題や老朽化によるトラブルも少なくありません。
ここでは、よくある原因を4つに分けてご紹介します。
落ち葉や土砂などの自然物の蓄積
庭や植栽の多い住宅では、落ち葉や泥、砂利が雨水と一緒に排水マスへ流れ込み、内部に溜まることでつまりを引き起こします。
掃除をせずに放置していると、排水の流れが悪くなり、やがてあふれる原因にもなります。
油脂や生活排水による固着
調理で使った油をそのまま流したり、石けん成分を含む生活排水が長期間流れることで、配管内にぬめりや油脂の固着が発生し、水の通り道を狭めます。
寒い季節は特に油脂が固まりやすく、突然つまりが起きるケースもあります。
排水マスや配管の劣化・破損
配管の素材や施工時期によっては、経年劣化でひび割れやズレが生じやすくなります。
破損箇所に土や異物が入り込んだり、内部の勾配がずれて水の流れが滞ることでつまりが発生します。
木の根の侵入
排水管が地中にある以上、近くに植えられている木の根が配管のすき間から入り込み、内部をふさぐ場合もあります。
築年数が古く、鉄管や陶管を使用している住宅では特に注意が必要です。
屋外の排水管がつまっているときのサイン
屋外排水のトラブルは、気づいたときにはすでに被害が広がっているケースが多く見られます。
早期発見のためには、以下のようなサインを見逃さないようにしましょう。
庭や地面から水が染み出す

上の写真のように、排水の逆流や漏れによって庭に不自然なぬかるみができる、地面が柔らかく沈んでいる、悪臭が漂っているなどの異常が見られる場合があります。
普段と様子が違うと感じたら、排水マスや配管の状態を確認してみてください。
排水マスに水が溜まっている・あふれている
排水マスのフタを開けたときに、水位が高くなっていたり、流れずに溜まっている、水が逆流してきている、ゴボゴボという音が聞こえるなどの症状があれば、つまりの可能性が高いといえます。
屋内の水まわり全体の排水が悪い
キッチン、洗面所、トイレ、浴室など、複数の水回りで同時に排水の流れが悪くなっている場合、屋外排水管のつまりが原因のひとつと考えられます。
屋内を調べても原因が見つからないときは、屋外の配管まで視野に入れた調査が必要です。
自分でできる!屋外排水管のつまり対処法
症状が軽い場合や、早期の段階で気づいた場合には、自分でできる範囲の対処法で解消できることもあります。
以下の方法を試してみましょう。
排水マスの掃除
まずは排水マスのフタを開けて、内部に溜まったゴミや落ち葉、泥などを取り除きます。
作業の際はゴム手袋・マスク・長靴などを着用し、衛生面に注意してください。
掃除のあとは、バケツで水を流して排水の状態を確認しましょう。
高圧洗浄機やホースを使った洗浄
家庭用ホースや高圧洗浄機があれば、排水管の入り口から水を勢いよく流すことで、内部に詰まった汚れを除去できる場合があります。
ただし、高圧洗浄機を使う際は、ノズルの角度や圧力設定に注意し、配管を傷つけないように気をつけてください。
業者に依頼するべきケースとは?
自分で掃除しても改善しない、そもそも作業が難しい場合には、早めに専門業者に相談することをおすすめします。
繰り返しつまる・何度掃除しても改善しない
詰まりが一時的に解消しても、しばらくすると再発する場合は、配管の奥深くに根本的な問題がある可能性があります。
このような場合には、目視ではわからない構造的な問題を特定しなくてはいけないので、専門業者へ相談するのが得策です。
排水マスや配管の破損が見られる
配管のズレや破損、排水マスのひび割れなどがある場合、一般の方が修理することは困難です。
放置すると被害が拡大するリスクがあるため、専門の水道工事業者に依頼しましょう。
庭や家の基礎に被害が及んでいる
排水トラブルが建物の基礎や庭の沈下につながっている場合は、放置すると住宅の構造そのものに悪影響が及んでしまいます。
水の染み出しや地面の変形などがあるときは、すぐに点検・修理を依頼してください。
つまりが解消できないときの修理方法と流れ
では、実際に水道修理業者へ修理を依頼した場合、どのような流れで作業が進むのでしょうか?
ここでは、専門業者が行う一般的な作業内容と、依頼前に確認すべきポイントをご紹介します。
専門業者による高圧洗浄・管内カメラ調査

業者による排水管の点検では、まず専用の管内カメラ(ファイバースコープ)を使って、配管内部の状態を目視で確認します。
管内カメラは、曲がりの多い配管や狭い場所でも先端のカメラが入り込み、詰まりの原因や破損箇所を正確に映し出すことが可能です。
「どこで」「何が」「どの程度」詰まっているのかを可視化できるため、不要な工事や配管全体の交換といった過剰な作業を避けられるメリットもあります。
調査後は、状況に応じて業務用の高圧洗浄機を使用し、配管内部に付着した汚れ・異物を一気に洗い流します。
専門業者の高圧洗浄機だと一度の洗浄で排水性能が大きく改善されるケースも多く、再発防止につながる処置としても高く評価されています。
点検から作業までは半日程度で完了する場合が多いので、お急ぎの方でも安心してご依頼いただけます。
排水管の交換・部分補修

上の写真は、勾配がおかしくなった屋外排水管の交換を請け負った際の様子です。
このように、配管自体に破損・劣化が見つかったり、勾配がズレて水漏れが発生している場合には、配管の交換対応を行う必要が出てきます。
特に、古い住宅や築年数が経過している物件では、配管が割れていたり、接続部にズレが生じて水が漏れているケースが少なくありません。
破損が見つかった場合は、まず被害範囲を調査し、必要な箇所だけを交換・補修する部分補修工事を実施します。
全面的な配管交換よりもコストと作業時間を抑えやすく、周辺環境への影響も少なく済む点がメリットです。
また、古い配管が金属製や陶管製の場合、耐久性・柔軟性に優れた樹脂製配管(塩ビ管など)へ交換することで今後のつまりや劣化のリスクを大幅に軽減できます。
排水マスそのものに劣化やひび割れがある場合は、新しいマスへの交換や蓋の補強なども同時に行うと、排水全体の安全性を高められます。
工事前に確認すべきこと(費用・工期・保証など)
業者へ依頼したあとのトラブルを避けるために、事前に以下の点を確認しましょう。
- 作業内容と費用の明細(基本料金・出張費・作業費・部品代など)
- 工期の目安と作業スケジュール
- 施工後の保証内容(再発時の対応可否など)
なお、口コミは参考になりますが、サクラによる評価の可能性もあります。
会社情報や所在地、過去の実績なども自身でチェックしてみてください。
写真による見積もりサービスのご案内
当社では、不具合がある箇所の写真をメールで送っていただければ、事前にお見積もりをご案内するサービスを実施しております。
費用や作業内容をご確認いただいたうえで、正式に依頼するかをご判断いただけますので、どうぞお気軽にご相談ください。
お急ぎの場合は、フリーダイヤルでの受付も承っております。
まとめ
屋外排水管のつまりは、放っておくと家全体に悪影響を及ぼすおそれがあります。
落ち葉や油脂の蓄積、配管の老朽化など、原因を突き止めたうえで早めに対処することが大切です。
軽度なつまりであれば自分で対処できますが、繰り返す場合や被害が拡大している場合には専門業者への依頼をおすすめします。
当社では、現地調査からお見積もり、修理対応まで一貫して承っております。
まずはお気軽にお問い合わせください。
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