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トイレ排水管の高圧洗浄で詰まりを解消
トイレ排水管のつまりに詳しくない方でも「高圧洗浄」や「排水管洗浄」という言葉を聞いたことがある方は多いと思います。
一般的には、トイレのつまりで排水管の高圧洗浄まで必要なケースと、高圧洗浄まではしなくても解消できるケースがあります。
「どんなときに排水管の高圧洗浄が必要なの?」ということがわかりにくいので、ほとんどの方がどうすればいいのか判断に迷ってしまうのではないでしょうか。配管や状態によっては高圧洗浄ができないものもあり、専門業者でも判断が難しい時もあります。
今回は「トイレ排水管の高圧洗浄」をテーマに、高圧洗浄でつまりを解消したケースなどをみながら、これからご紹介する内容をお役立て頂いて、納得のいく解消をしていただければと思います。
高圧洗浄はどんな時に役にたつの?
はじめに、高圧洗浄はどういったときに必要になるのかを理解しておくといいでしょう。
トイレのつまりには、いくつかの原因が考えられます。まず、多いのがトイレットペーパーや異物などを便器内や排水管の入り口付近につまらせるなどです。このようなときには道具を使用したり、便器を取り外してつまりの原因を取り除くことができます。
これが、排水管、排水ますなどでつまりが発生している場合や、ひどいつまりが発生しているときなどに力を発揮してくれるのが高圧洗浄です。
『豆知識』
排水管などの排水設備の設計は下水道法(下水道法施行令)や下水道条例(下水道条例施行令)などにより自治体で排水管の内径、勾配などが定められていますが、残念ながら配管の勾配などに問題がなくても、つまりが発生することがあります。
つまりが発生し、解消するため高圧洗浄が効果的と判断されれば、圧力をかけた水で洗浄する高圧洗浄で解消していきます。
機械の大きさなどでも、水圧も異なりますので状態によって判断していきます。
ご家族が糖尿病の薬を飲用していてつまりやすくなったり、排水ますが陥没していたり、排水管の勾配が取れていなかったりなど原因が一つではないこともあるので、状態を確認してもらいながら相談してみてください。
トイレ排水管の高圧洗浄:事例1
「つまりがひどくて、トイレが使用できないので状態をみて欲しい」ということで、ご連絡をいただきました。実際には、これまでほとんど排水管のメンテナンスなどをしていなかったとのことでした。
便器を取り外してみると、排水管の入り口付近からたくさんの汚れがつまっていました。
トイレ排水管に高圧洗浄ホースを差し入れ、圧力をかけた水を噴射させて汚れを流していく作業をしました。
ドロドロの汚れが落ちていき、つまりが解消されました。
トイレ排水管高圧洗浄:事例2
事務所やオフィスなどで、トイレが使用できなくなるととても不便です。国土交通省のガイドブックでは給排水管の高圧洗浄の目安は5年目からとされています。
(キッチン・洗面所・洗濯排水などは、定期的にメンテナンスをしておくとと安心ですね)
毎日使用するトイレですので、汚れやつまり、水漏れなどが起こってしまうことがあります。排水が流れなくなると日常生活に支障をきたしてしまいます。
便器を取り外しての作業でしたが、無事にトイレのつまりは解消されました。
トイレ排水管の調査:事例3
「つまりの原因に心当たりがない」「なぜつまるのか知りたい」という方も多いのではないでしょうか。「頻繁にトイレがつまるので、原因を調べたい」とのことでした。
壁の中や床に埋設された配管は、配管の中がどんな状態なのかわからないので、調査することによって管内の状態を確認することができます。
便器を取り外して、管内の状態を確認しています。
排水管内では、全体的な付着物や高さのある段差なども確認されました。
トイレを普通に使用しているのに、なぜがトイレが頻繁に詰まるとのことでしたが、排水管の劣化が原因でした。
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トイレ排水管高圧洗浄のまとめ
今回は、トイレ排水管の高圧洗浄でつまりを解消したケースや、高圧洗浄はどんなときに必要なのかなどについて解説してきました。
記事内でもご紹介したように排水管の高圧洗浄をした方がいいケースと、高圧洗浄まではしなくてもすむケースなどがあります。
排水管や排水ます中の状態はほとんどの方が見たことがないと思いますし、つまりが起こっている箇所の管理者が、個人なのか、ご近所で共有しているのか、水道局なのかなどでも責任の所在が異なります。
「自分の住まいの価値」という点を考えると、色々な材質の配管や水回りのトラブルに慣れている専門業者は強い味方になってくれます。
今回ご紹介した内容をご参考にして頂いて、水回りのトラブルを解消させてください!